UX/UIデザイナーのAI浸透度

36% AI浸透度

UX/UIデザイナーのAI浸透度は36%。AIが得意な領域と、人間にしかできない領域がはっきり分かれています。

AIはどこまで浸透しているか

UX/UIデザイナーの業務全体のうち、実際にAIが使われている割合です。

AI 36%
人間 64%

UX/UIデザイナーの業務の64%は、まだ人間が担っています。AIの影響を受けにくい職種です。

業務ごとのAI浸透度

UX/UIデザイナーの業務を、情報処理面でのAI浸透度で分類しました。身体作業や対面業務の実行は含みません。

7
AIが担う業務
23
人間が担う業務

AIが担う業務 浸透度 50%以上

98% モデルを使用して完成シーケンス内のアニメーション挙動をシミュレーションする 補助
AI+人間
97% コンピュータソフトウェアを使用して新しい画像を生成する
AI主導
93% 独自の判断力と創造性を活かし、コンピュータを用いて高度なグラフィックスやアニメーションを制作する
AI主導
93% ソフトウェアや手描き技法を用いて、短納期でアニメーション映像の脚本・企画・制作を行う 補助
人間主導
86% 製品・技術マニュアル・広報物向けのブリーフィング資料、パンフレット、マルチメディア素材等を制作する 補助
AI主導
85% 製品イラスト・企業ロゴ・Webサイトのグラフィックとレイアウトを制作する
AI+人間
83% 図版・原稿のサイズと配置を決定し、書体とフォントサイズを選定する
AI主導

人間が担っている業務 浸透度 50%未満

製品ラベル・カートン・ダイレクトメール・テレビ向けの基本デザインやイラストを作成する。
マルチメディアキャンペーンの企画・制作に参加し、予算・スケジュール管理や制作調整・背景デザイン・進捗管理を担当する
コンピュータアニメーションやモデリングソフトで動作やプロセスを表現する2D・3D画像を作成する
光・色・質感・影・透明度を操作してオブジェクトやキャラクターをリアルに表現する
ストーリー構成・演出・撮影・編集技法を用いてアニメーションの絵コンテを作成する
構成管理システムの導入と維持管理を行う 補助
台本に基づき、薬品の調合や木材・金属・石膏・粘土での部品製作を行い、特殊効果を作成・設置する。 補助
デジタル版下・フィルムネガ・校正刷りの組版・スキャン・制作を行う 補助
光学スキャン等の技術を用いて実物をモデリングしアニメーションオブジェクトに変換する 補助
コンピュータで編集・着色・アニメーション化するための手描きイラストを作成する 補助
クライアントと打ち合わせ、レイアウトデザインを決定する
レイアウト原則と美的デザインの知識に基づき、デザイン・コンセプト・サンプルレイアウトを作成する。
最終レイアウトを確認し、必要に応じて改善を提案する
画像、写真、過去の制作物のアーカイブを管理する
イラストやラフスケッチを作成し、顧客や上司と協議のうえ修正する
コンピュータを使用してチャート、グラフ、イラスト等を作成・印刷する
顧客や上司向けのレイアウト作成のため情報をコンピュータに入力する
新しいソフトウェアや設計コンセプトを調査する
イラストや写真を検討し、素材・製品・サービスのプレゼンテーションを企画する
印刷用の最終レイアウトを組版・貼付・組立する 補助
印刷用最終レイアウトを組む作業者向けの注記と指示書を作成する 補助
電子映像機器を使用してテレビニュース番組用の静止・動画グラフィックを制作する 補助
カメラでレイアウトを撮影し、上司やクライアント向けのレイアウト印刷物を作成する 補助
AIの使われ方: AI直接指示 やり取り改善 フィードバック 学習 検証
この分析の見方

各業務のAI浸透度はAnthropic Economic Indexの実測データに基づきます。

※ AI浸透度は業務の情報処理・判断面への浸透を測定しています。身体作業や対面対応など物理的な実行はAIでは代替できないため、浸透度が高くても人間の作業が不要になるわけではありません。

AIが担う業務
情報処理面でAIが50%以上浸透している業務。ただし身体作業を伴う場合、実行は引き続き人間が担います。
人間が担っている業務
AI浸透度が50%未満の業務。対面対応・信頼関係・判断力など人間ならではの強みが求められるか、AI技術がまだ追いついていない領域です。

カラーバーは業務ごとの「AIの使われ方」を示します:

AI直接指示(赤系)
AIに直接タスクを指示する自動化的な利用。この割合が高いほど、AIが主導的に業務を行っています。
やり取り改善(青系)
人間とAIが対話しながら成果を改善していく協働型の利用。
フィードバック(紫系)
AIの出力に対して人間がフィードバックを返す利用パターン。
学習(緑系)
AIを通じて知識やスキルを習得する目的の利用。
検証(黄系)
AIの出力を人間が確認・検証する利用。

なぜAIが入り込めないのか

🧑 AIの浸透を阻む「人間の強み」

64%の業務がAIに浸透していない理由は、以下の人間ならではの要素です。

AIにできない 対面対応

ある程度求められる対面でのやりとりが求められる仕事

この仕事では他者とのかかわり、対面での議論といった場面があり、AIだけでは対応が難しい領域です。

AIが追いつきつつある領域

ただし以下の領域は、今後のAI進化でギャップが縮まる可能性があります。

変化の兆し 関連資格・学歴

高い学歴が求められる傾向がある

業界で変わるAIの影響

同じUX/UIデザイナーでも、働く業界によってAIの影響度は異なります。デジタル化が進んだ業界ほど、AIとの接点が多くなります。

情報通信業
AI化 36% 潜在 +34%
サービス業(その他)
AI化 36% 潜在 +25%
すでにAI化 AI活用で伸びる 組織のAI導入で恩恵 人間のみ
この分析の見方
すでにAI化
AIが直接代行している業務の割合。どの業界でも共通です。
AI活用で伸びる
AIツールを使いこなすことで生産性を上げられる領域。個人のスキルと業界のIT環境に左右されます。
組織のAI導入で恩恵
会社がAIシステムを導入することで、自然と恩恵を受けられる領域。
人間のみ
身体作業・対面・感情など、現在のAI技術では対応できない領域。

よくある質問

UX/UIデザイナーはAIに代替される?

UX/UIデザイナーのAI浸透度は36%です。対面対応など、人間にしかできない要素が1件あり、完全なAI代替は困難です。

UX/UIデザイナーでAIはどう活用される?

業種により異なりますが、AI総合活用度は71%です。すでにAI化されている部分が36%、AI活用で伸ばせる部分が19%、組織のAI導入で恩恵を受ける部分が15%です。

UX/UIデザイナーの将来性は?

UX/UIデザイナーには対面対応など人間にしかできない要素があり、完全なAI代替は困難です。ただし業界によってAIの影響度は異なります。

UX/UIデザイナーはAI時代に転職すべき?

UX/UIデザイナーのAI浸透度は36%で、人間の強みが活きる領域が多い職種です。対面対応など、AIでは代替が難しい要素があります。

UX/UIデザイナーで生成AIをどう活用できる?

UX/UIデザイナーでは7件の業務でAIが活用されています。主な活用領域はモデルを使用して完成シーケンス内のアニメーション挙動をシミュレーションする、コンピュータソフトウェアを使用して新しい画像を生成する、独自の判断力と創造性を活かし、コンピュータを用いて高度なグラフィックスやアニメーションを制作するなどです。

AI浸透度はAnthropicのAnthropic Economic Index (AEI)の観測値(CC-BY)に基づく。業種別分析は独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース」のデータを加工して算出。JILPTおよびAnthropicの見解ではありません。分析方法の詳細